劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦【ネタバレ⚠️注意】
映画をご馳走してくれた私の髪を切ってくれてる美容師さんは言う。
「マコ、まだ原作全部読んでねん?」
「は、はい…」
「それなら、この映画100パー楽しめてないぞ」
そう、何気なく映る観客席に、映画上では何の説明もなく様々な胸熱キャラが登場してると。
読もう。
ちゃんと、読もう。
この映画の感想を一言で言えば
しっかりバレーの試合を観せてもらったような重量感 だ。
アニメ的な、漫画的な何か というよりも 本当に現実に存在してる人間が 何かに本気に打ち込む姿を見せられてるような 感動しないわけないだろう、といったような。
それはスラムダンクを読んだ時のそれと同じで…フィクションであるはずの登場キャラがまるで今も日本のどこかで生きてるんじゃないかと思わされるような リアリティがある作品だと思った。
ハイキューファンが根強いのがよくわかる。
あとこれは自分の勝手な推測だが、鬼滅の刃の吾峠呼世晴先生…影響を受けた漫画家は冨樫義博先生と秋本治先生と言っていたが…絵はハイキューにかなり影響受けてないだろうか。
細かすぎるほどの全キャラの心理描写とかでも、そう感じた。
キャラクターが愛される所以はそこにあるように思う。
ルーツというものは無意識だったりもするけれど、世代、というものは面白いなあと。
漫画、という大きなジャンル?分野が 色んな作品が影響しあい 変化し成長してく様は ものすごいエネルギーが増大してるような 壮大感を感じる。
漫画家というものは、やはり 相当カッコいい。
この作品を観て、ラクガキヤに活かすポイントは「これが自分だという確固たる意思を持つ」こと。
これはこの映画だけに限らずハイキューという作品自体に感じる。
他のどの漫画がどうだとしても、自分はこう という強い意志を感じる。
自分もそれくらいのオリジナルになりたい。
こうしたほうがいい、こうするべきだと 心から自分を心配し 声をかけてくれるひとがいる。
それに応えたいけど 体が 人生が 直感的に反発してしまうような衝動がある。
それは相手を否定したいわけではなく… 自分が自分じゃないものになってしまう恐怖から本能的に発動するような…
じゃあ、その自分 をもっと信じてみようと思う。
そう思った。
★★★★★★★★★★★★★
【祝!傘寿】のお祝い!
自分の絵を信じてる。
全然似てなくても、これが自分の絵だって胸を張れる。
思い通りに描いて欲しいなら、マコには依頼しないでほしい。
大切なのが 心 なのなら。
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