RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

映画『あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観て【ネタバレ注意⚠️】

えー 基本的に ラブストーリーにはコメディ要素がないものは興味なく…原作も知らず、主演のふたりも知らず、ポスタービジュアル的にも真面目そうな感動ものな感じでしたし、まあ自分では選ばないタイプのものでしたが奥さんのリクエストで ひさびさに2人きりで映画に。

原作を知らないのに色々言うのはなんですが

映画として素直に感想を言うとなると

最近『ラーゲリより愛を込めて』をアマプラで観て 嗚咽するほど号泣した自分としては 戦争ものとしても 正直 琴線に触れる場面はなく…

ラブストーリーとしても、なぜお互いが惹かれあったのか が そんなに刺さってないまま物語が進んでしまい…

自分的には 現代に一緒に戻ったりしてくんないかなあ〜 現代を挟まないなら ただの戦争体験じゃん 若い子達用の映画なのかなあ と考えてしまうくらい ちょっと退屈で…

クライマックスの一番良いシーンで

ピュウ と風が吹いて あっさり現代に戻った時 簡単すぎる戻り方に つい くふぅ と笑ってしまって

ニヤニヤして横を向くと…

 

奥さんは感動して泣いてるぅーーーっ‼️

お、乙女心なのでしょうか😳

女心がわからない デリカシーない人間と言われ続けてきた 私は びっくり。

 

あぁ やはり ひとは こんなにも受け取り方が違うんだ… ということがわかったのが

この映画を観た一番の収穫でした。

 

とはいえ、自分の好きなとこが全然なかったわけでもなく

良かったところを言うと

こういう重めなテーマな時

鶴さん(松坂慶子さん)

石丸さん(伊藤健太郎くん)

みたいなキャラクターには本当に救われ、役者さんである松坂慶子さんと伊藤健太郎くんのことが好きになった。

特に 松坂慶子さんには「すごいなあ。。こんな風に自然体に人間性みたいなものを溢れさせ表現できるものなのか…」と、すんごく感動し尊敬した。鶴さんが空襲をまぬがれてたことがほんと安心した。

そして石丸さんのことが好きな 千代ちゃんが素敵だった!

登場から クライマックスまでで 明らかに抜群に可愛くなってて!いや、顔形は変わらないんだよ当たり前だけど!けどけどけどね 序盤から終盤にかけて 心情の変化をかもしだして表現できてるというか!演出ではほとんど強調されてないと思うんだけど!これも“演技力”なのかッ と‼️この女優さんすっげえ って思いました! 出口夏希さんというらしい。また何かの作品で観れたら良いなあ。

そしてオチで 主人公が 学校の意地悪な友達に「おはよ」って言えるとこ。

お母さんに 自分の夢を伝えるとこ。

そこは グッときた。

物語構成としては 千と千尋の神隠しパターンというか 少女の成長がハッキリ描かれていて👍物語の前フリで なんだこいつ、ってくらい嫌いなタイプの主人公なんだけど 戦争を体験して 現代に感謝する、て ベタなオチなのだけど 私はベタ大好物で、ベタこそ最高というか 白ごはん最強というか!

まっすぐそうして終わってくれて ノーモヤッとで映画館を出れました😚

でもまあ 自分としては… 彼のほうが 戦争後の現代を体験し 自分の時代に戻り それでも 特攻する。 という描写なら泣けたかなあ〜とか 妄想。

いやいやいや このテーマのこと ましてや戦争 特攻隊のことを 全然勉強してない自分がアレコレ言うのは ほんと誰が言ってる って話でして。

つくづく 話を作る、というのは こうゆう勝手なやつに言いたい放題言われる というしんどさも乗り越えての 発表。

というかすでに多くの人に刺さったからこその 映画化。

ましてや 隣で涙する奥さん。

 

誰が誰に言うてんねーん‼️

というか、興味ない自分まで届いてる時点でもう凄い‼️

作品というものは 生まれてるだけで凄くて

その生まれた作品を プロモーションするひと 受け取る人 みんなで育て どんどん大きなってゆく。

まるで赤ちゃん。

「おたくの赤ちゃん、ここをもっとこうしたほうが…」

って

「やかましい!」

って話で🥸

 

こうゆう感想はだめだ もうやめよう。。

でも良いことしか言わないのもなんか感想文としては違うのかな… いや 言い方ってもんがあるんじゃないか?思ったことそのまま言うなんて、それこそデリカシーがなさすぎ…  はあ、まだまだこのへんも勉強ってことで…

気を取り直しまして!

恒例である この作品を観て ラクガキヤに活かしたいポイントは☝️

『何を言われようと、自分の作品を信じる』

で!

そ、逆に!

自分も悪意なく素直に言ってるだけで、作品をおとしめたいわけじゃない。

だから自分が言われる時も、気にする必要ない! 相手が、“そう”反応しただけなのだからっ!

 

刺さる、刺さらないは これまでに生きてきた人生、観てきた作品によるし 周りにどう思われるかよりも 必要な人に届きますようにという気持ちで 自分も、作ろう。

 

いま 似顔絵仕事のかたわら描いてる漫画もラブストーリーで… じつは実在するモデルのいるノンフィクションで…自分の表現が足りてなさすぎて 本人たちに申し訳なさすぎて…描き進めないまま1年以上が経ってて、けど 今の自分の出来る限りで話をまとめ 一寸ずりで描き進めていて…

もし 完成して

知らん人に読んでもらえたとして

「自分的にはこうしてほしかったなあ」とか言われたら きっと私は こう 思います。

やかましい‼️

ってね🥸

 

はぁ〜 それにしても

やっぱり映画は凄い!

引き続き、どんどん観に行きまーす!

出来れば!毎週!できるだけ!

今年は 観るぞーっ

自分ならこうする、は 自分の作品で出しなさい。

いらんこと言ってる場合じゃあ ない。

とにかく 描け、マコ。

★★★★★★★★★★★★★

私のお仕事は 似顔絵屋さん。

人の顔を描く おしごと!

永遠に描き続けられます✌️

おひとりおひとりの、人生…歩んできた物語まで想像できる作家になれたら…いいなあ。

きっと、なる。

きっと、なるぞぉ。

にがおえ制作実績

現在 69334名さまっ!

あなたはこの冒険の書を読んだ
人目のマコが昔好きだった人です。