TOS開局55周年記念事業

らくご in おおいた

立川志の輔　独演会

J:COMホルトホール大分

聞きに行ってまいりました！

志の輔師匠が大分に来てくれたことが、もう嬉しくて嬉しくて…🥹♥️

TOS様✨ありがとう！！！

席も凄く良かった！

エトウ南海堂様✨ありがとう！！！！

会場から開演までの45分がこんなに短く感じたことがないってくらい、始まるまでがワクワクドキドキなんと幸せな時間なのだろうと。

まず出てきたのは前座を務める六番弟子の志の太郎さん！“過ぎたるは及ばずがごとし”…肝に銘じます😳

そして出てくる真打！立川志の輔✨

まさに、過ぎたらない火力調節が志の輔師匠の素晴らしい達人芸なところでして、じっくり、そして退屈させないようテンポよく会場の空気をじわじわと掴んでいきます。

昨夜と今朝の大分来訪での体験をおもしろおかしく話してくださるのは本当に嬉しくて嬉しくて…さらにはご自身の故郷である富山と似てると言ってくださる最大級の誉れ！✨もちろん皮肉的意味なのですが自虐を交えての愛ある感想🤣♥️嬉し過ぎます。。

そして満をじしてかかる“親の顔”

福岡に聞きに行った時もこのお話で2度目でしたが、全然残念じゃない！嬉しい!好きだから何度でも聞きたい！！知ってるお話だけど、言い方、間、本日限りのものでございます。聞き逃さないよう集中して、思いっきり大爆笑してきました🤣

そして要所、要所に隠されている　志の輔師匠の『マジな部分』　世の中に伝えたいメッセージというか、志の輔師匠の本当に言いたいこと　みたいな時の空気がスッと研ぎ済まされるのがまた緊張と緩和でたまりません。

大きな屏風の前に座っていたからかの目の錯覚かもしれませんが、ズズッとオーラみたいなものも見えました。

15分の休憩をはさみ、長唄三味線の方が三味線を披露。志の輔師匠の追っかけしてたら舞台に上がれたと！なんとうらやましい。さすがおしゃべりも上手で三味線を交えてたくさん笑いをとっておられましたが、名前は聞き取れず…😂でもそこも、自分が自分がではない謙虚さ、無我のなせる技？だからこそ、出番をもらえるほどに可愛がられるのではとか考える、考え過ぎなマコです。

そして2度目の志の輔師匠登場✨

福岡の時が2本目は古典落語だったから、今回もそうかな？だとしたら“浜野矩随”かけてほしい…と期待しましたが　かかったのは“ねずみ”

なんとこの日一緒に聞きに行ってた友人が開演までに話してたのが旅先の宿の話で！ぴったりすぎる…！と大驚き😳こんなこともあるのかと。

さらに、志の輔師匠の“ねずみ”を聞くのは初めてだったのでワクワクしながら聞きました。

あだち充先生の影響で落語を聞き始め、アニメ落語心中での山寺宏一さんの“芝浜”、そして志の輔師匠の“浜野矩随”で笑いだけではない落語の魅力に完全に心を掴まれたマコ。

この“ねずみ”も、まさにそれでドキッとする掴みからのスカッとさせられる人情噺。

笑い少なめの哀しく悔しい前半を爽快怒涛に小気味良く取り返してく大いに笑える後半に「スッゲェ…」と声出ます。

子供やネズミをやってるときの志の輔師匠が無邪気で可愛くて可愛くて😍“親の顔”でのキンタもそうだけど、父と子をやらせたら志の輔師匠の右に出る者はいないのでは！？

左甚五郎のカッコ良さに、自分も…自分の似顔絵もそうなりたいと心から思う。。

左甚五郎どころか、腰が立たないと思い込んでる父・右兵衛の情けなさが自分に重なり…自分たちの力で食べていこうと父を励ます子・右之助が せんじゅくんに重なり泣けちゃいます。

まさに右之助の無邪気さが左甚五郎を呼び込むわけですが、どんな悔しい想いをさせられても、人を恨まずバカ正直に綺麗な心のままねずみにまで温情をかけ、子と四苦八苦する右兵衛の心持ちこそが左甚五郎が腕を振るった理由。

最後に気持ちよくスカッとさせてくれるねずみの言葉にも…世の中の評価に惑わされながらも、ちゃんと真の意は皆に伝わっている　と、志の輔師匠が示してくれているようで嬉しくて嬉しくて。。

左甚五郎の魂を吹き込む名人芸、そしてそのカッコ良さを心の奥までグッとググッと押し込んでくれる志の輔師匠の達人芸。

もう一度1からやり直しても届かない芸歴の志の輔師匠を前に、マジで1からやり直そうと心に誓うマコでありまして。

売れたい！勝ちたい！をかなぐり捨てて、どんなに報われずとも本物であれる道を進もうと。

そして、左甚五郎を待つのではなく　その道を一所懸命、一生懸命に家族と楽しんでいこう！と…背筋ピンとし拍手喝采した落語観覧の幕引きでございました。

帰ってすぐに東京出張のためまた出発、大分空港のラウンジにてリクエストアイコンに取り掛かろうとしながらも、本日の落語を思い出し…いてもたってもいられず描いたマコなりの志の輔師匠。

今の自分ではここまでですが、いつか話し出しそうな魂の吹き込まれた志の輔師匠を描ける日が来るのだろうか。

いや、左甚五郎になろうとするな。

志の輔師匠になろうとするな。

いつか志の輔師匠に弟子入りして、立川志のマコと名乗りたいという不埒な浮気心を戒めて、恵まれてる環境にあぐらをかく自分に喝を入れ！

目の前のおひとりおひとりに心を入れて挑んでいくラクガキヤのマコを、大いに謳歌していこうじゃありませんか！！

とにかく誰よりも、描く。

それしか自分には、出来ないのだから。

 

ラクガキヤのマコは毎日この世界のだれかを描いています♨️

にがおえ制作実績
現在 79653名さまっ！

明日は千葉、南行徳で描くよ✌️

 

初めて志の輔師匠を観に行ったブログはこちら↓

立川志の輔に会いたくて【能楽堂大濠寄席】