RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

立川志の輔に会いたくて【能楽堂大濠寄席】

立川志の輔 能楽堂大濠寄席

実は最近、あだち充作品を読みまくった影響で 落語を聴き始めたマコ。

落語心中で助六(山ちゃん)にシビれたのも手伝っている。

とはいえ、どれを聞けば良いかわからぬ時 ダウンタウンの松ちゃんが寝る前に志の輔師匠を聞いてるという話から あ!プペルのブルーノのひとだ!ってなり 音声だけだけど初めてちゃんと聞いた落語は志の輔師匠の『浜野矩随』でびっくりするくらい心を撃ち抜かれる。 県外出張の移動の合間に、何の気なしに聞いたにも関わらず、涙を流すほど感動した。

道端で「あぁそういうことか」と独り言を声に出してしまうほど。

笑えるだけじゃなくて 話に人情の芯が一本通ってるからこそ こんなにも心に残るのか と。

そこから、いろんな人のを聞いてみたけど 最初に見た者を親と思う感じのあれか、なんか志の輔師匠以外のが耳に入ってこないというか聞いた後、残らない。

そこから県外移動のたびに、志の輔師匠を聞き漁っていたところに 本日のこの福岡で生の志の輔師匠に会える機会。

お盆前にあわててチケット押さえて、注釈付き席をゲット。

注釈付きの理由は舞台を真っ二つにしてる目付柱だろうけど、志の輔師匠はなんとこの斜め正面を向いて座ってくれたおかげで…完全に対面できてる状態で芸を受けれたので全然満足大感激だった。

今日は早めに起きて、午前中に絶対な仕事を終わらせてから「ちょっと落語聞いてくる」と、家族に伝えソニックに乗り 博多から大濠公園へ向かい、バッチリ初生落語!聴いてきた❗️観てきた‼️🥹来てよかったーってくらい イヤホンで聞くのとは段違いの 空気感を感じられたっ。 能楽堂という雰囲気も手伝ってるのか 考えずに委ねよという 志の輔師匠の枕での話もあってか どうしても勉強しようと考えてしまう肩の力を抜かせてくれて 素直に笑って素直に楽しめた。

まず前座に 七番弟子さんという志の麿さんの『看板のピン』ハッキリとした声で気持ちよく聴きやすく、わかりやすく 初めて聴いた話だったけど 心に残った。良いなあ志の輔師匠の弟子になれて良いなあと羨ましい気持ちになった。

そして 登場する志の輔師匠。

弟子さんとは違って小さな声で始まるのは、ぼくら観客の集中力を高めてくれてるのか

「え?こんな話聞きにきたんじゃない?大丈夫、一応落語もやりますから」と くすぐりながら 手厚く枕で時事ネタへの見解を贅沢に話してくれた後に、満を辞してかかったのは『親の顔』

これも大好きな話で、何度も聞いたやつだから どんな風に話してくれるかワクワクしながら聞いた。 決めの笑いどころ 全部生で聞けて感激だった。 ここで終わっても、ソニック代とチケット代の元は取れていると感じたほどだ。

そして15分の休憩をはさみ、ふたたび登場する志の輔師匠。

前半と違い枕少々、橋掛りの電気が消えるのを待たず しなやかにかかる『八五郎出世』

これも聞いたことはあったけど、 この噺は、もはやイヤホンで聴くのとは完全に段違いだった。 音声だけでは見れない表情、この場に合わせた潤沢な間、名人芸なお酒の飲み方、そして登場人物ひとりひとりの演じ分けの見事な仕草…   自分が最初に感動した『浜野矩随』と同じ、ただの笑い噺ではないと肌で感じた。

親への愛、妹への愛、そして八五郎の人柄を受け入れる殿様の愛…  可哀想すぎる大家さんの八五郎への愛🤣 そして、知ってるオチなのに「おぉ〜✨」と声出ちゃうほどの見事な噺のキレ!

大感動だった…!

そこからさらに…!!

舞台から降りずに、この講演への経緯を語り出してくれる志の輔師匠。

なんというサービス精神か。

したくてやってる、という空気を纏っているから ドヤ感もなく、恩着せがましくもなく…!なんなら、マジで帰りたくないのかな🤣と思えちゃうほどのご愛嬌。

気持ちよく!みんなの拍手からも溢れんばかりの「ありがとう」が聞こえてくるような 天晴れお見事すぎる締めくくりだった。

余韻冷めやらぬ中、博多駅へ。

博多駅2番ホームのラーメン 赤旨?

ホームでラーメン食べて いま帰りのソニックの中でこのブログ、作ってます😙

福岡の友人に連絡しようか迷ったけど、仕事いっぱい残してるので、欲張らずに真っ直ぐ帰れてる自分にヨシヨシ。

 

考えすぎず、委ねよう。

やれること全部やって、委ねる。

欲張らず、出来る分だけ、しっかりやって 委ねる。

 

初の生落語、本当に一生忘れないものになった。

何よりすごいなと思ったのが なんとなく胸につかえてたものをスッと取り除いてくれるような しなやかさのある一席であったこと。

甲本ヒロトが死にたくなった時、お笑い番組に救われた、という話を思い出した。

申し訳ないくらいマジでしょうもない悩みしかない自分だけど…だからこそか…自分も苦しいひとを助けることが出来る絵を描きたい…たいたいたいたい…ここ最近のマコのブログはたいたいたいたいうるさいな。

もうすぐ40歳になろうというのに、成人前の青二歳かってくらい、夢ばかり語りたがる小物ぶり。

黙って、打ち込め、ってなもんで

それも今日の一席を受けて、完全に磨き上げられてる芸を受けて、うぐぐと自分が恥ずかしくなりました。

そこで

改めて、この毎日思ったことを綴ると宣言したブログですが もうひとつ、縛りをもうけたいと思います。

明日からは、文章は一行縛りとします。

感想も、一行。

おしらせも、一行。

伝えたいことは、言葉ではなく絵で。

その練習をする場にしたいと思います。

 

志の輔師匠に誓って、自分も絵描きとして もうひとつ、成長します。

 

ではこれにて、マコの喋りすぎブログを!封印します♨️

そのかわり、もっと中身がギュッと詰まった絵を描くかんね❗️

ぺこり

テンテケテンテンテンテンテンテンテーン…

★★★★★★★★★★★★★

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