RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

似顔絵66544⭐️映画『こんにちは、母さん』を観て【ネタバレ注意⚠️】

「初めて映画を観たかもしれない」という感想を…観る前に聞いた。

その感想は、序盤で共感できるものになった。

「私は吉永小百合になるっ」という感想を…うちのおかんが言っていた。

その感想は、スクリーンに吉永小百合さんが出てきた時点で「無理無理」と思った。

美しすぎる。

おかんは、煎餅屋さんの奥さんだろう。

ちなみに、ぼくは空港まで車を運転する煎餅屋さんの奥さんの言葉に泣いた。

なんでだろうか、マイちゃんがフクエおばあちゃんを素直に心から応援する姿は…女性にしかないものなのではないかとすら思えるほど、尊く感じる。

YOUさんは出てきた時、わぁ、と嬉しかった😍たぶん、好きなんだと思う。

山田洋次監督の作品は、要所要所にキャラクターの人間味がわかるシーンが強調されていて、だからといって核心はセリフにしない凄さ…いや、優しさがある。

その核心を、役者さんが、体全体で、声で、伝えてくれる。

神父さんのプロポーズ、ぼくには聞こえた。

寺尾聰さん、凄い、と思った。

イノさんを見かけて車の窓から顔を出す、「誰よりも」のセリフも涙が出た。

「天使めっ」という悪態も、塩少々でやりすぎてなくて凄いな〜。と思った。

逆に、やりすぎているのに体に染み付いてるような自然さで、顔全体、体いっぱいで笑わせてくれる主役の大泉洋さん。

おもしろすぎる。

セリフひとつひとつ、お見事すぎるコケかた、娘を怒る前のアワワワワ、声出して笑ったんですが ぼくの中の1番はここ。

まるで監督の言いたいことを自分に憑依させて語るお煎餅の話をしながら立ち上がり、廊下に出て泣く後ろ姿。

悲しい気持ちが満帆伝わってくるのに…

笑っちゃうというか。

笑いながら泣けちゃう、喜劇というものは、映画というものは、これか…!

と思わされちゃうほどの感動がありました。

 

クドカンさんは、スーラータン食べてる時のあれ🤭ぼくがあんなやつだからもうよくわかる。

昨日映画観て、

あぁおれはアキオみたいにキベを助けられるかなあ、自業自得と切り捨てそうだわあ、、と考えながら帰って風呂入って寝たんだけど

朝起きて…

コーヒー淹れて…

ズズズと飲んで…

ハッ‼️

天使って!

キベだ!!!!

と気づきまして😳

一気に嬉しくなって、映画に誘ってくれたぼくのお師匠にすんごい大発見だというテンションで連絡すると!

「うん、ぼくも試写会の時に監督に同じこと言ったー」と。

😳わたしというものは…

ブログ作りながらどんどんテンションが上がりすぎてかなりのネタバレしちゃってるけれど…

もう一度観に行きたくなるくらい、なんでもないシーンをもう一度観たくなる。

「いま初めて映画を観た」という感想

ぼくも映画はアクションや派手なアニメとかを映画館で観て、人情ものや会話劇とかは自宅で見ても泣けるし〜、なんて考えてたけれど…こうゆう、ゆっくりとした、心を描いてるものこそ映画館で観るべきで…アクションや派手なのは家で見ても充分なんじゃあ、と感じたという意味で

ぼくも“いま初めて映画を観た”のかもしれない。

 

『こんにちは、母さん』というセリフが出てくるんじゃないか

トモミさんはすんごく強烈な女性として登場してくれるんじゃないか

なんてワクワクしちゃうフリがあっても、コテコテに展開せず期待を良い意味で裏切ってくれる、山田洋次監督の“そっと”…な映画。

ぼくもそうなりたい。

 

喜んでもらうためにとオーバーに、派手に表現するのではなくて

内から滲み出るものを大真面目に大っぴらに赤裸々に出力することで

こんなに大喜びできるのかと。

勇気をもらえるんだと。

笑いながら泣けるんだと。

 

ぼくもそうなりたいけど、きっと、ぼくはそうなれない。

けれど、目指すんだ。

辿り着かないとわかっていても、そっちへ歩いてく。

 

この映画を観て、

ラクガキヤに活かすポイントはこれだ!

『そっと、描く‼️どうだ!って描かない』

 

うん!

映画に誘ってくれたお師匠のスタンプを作らせていただきました。🤭

こんなに喜んでくれるひといる❓ってくらい喜んでくれました🤣

マコちゃんの似顔絵はお煎餅だね!って。

1枚ずつ そっと 焼いてね!って。

 

押忍‼️

裏切られない仕事、させていただいております。

目の前の人へ、いちまいいちまい、焼いてまいります!

 

いま大分空港に向かってまーす🤭

明日は中華街らへんで描くよーっ

あなたはこの冒険の書を読んだ
人目の仲間内ではマスコット的存在なひとです。