RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

絵になる人生をっ

いつも一緒にいられないなら、絵で一緒にいればいいじゃない。

by マコー・アントワネット

にがおえ制作実績

現在 72111名さまっ!

★★★★★★★★★★★★★

ラクガキヤのマコは、出張呼んでもらう以外は 基本的におうち仕事です。

1日のほぼほぼ座ってる、超インドア男が私です。

そんなマコの、自宅仕事部屋がいま 危機にあります。

2匹の小鬼に乗っ取られようとしてるのです。

3LDKSのアパート。

いちばん広い部屋はサヤ様のお洋服様の部屋。次に広い部屋はみんなで眠る寝室。

何故かいちばん狭い部屋である私の仕事部屋に…小鬼たちが夜な夜な乗り込んでくるのです。

そろそろ明け渡さなければいけない日が来るかもしれません。

いやいや小鬼たちに負けてなるものか。

集中力さえ磨けば、無心で描けるようになるかもしれぬ。

そうさ、どんな状況でも描くのがラクガキヤのマコ。

ちゃぶ台ひとつあればいい。

いや、立って描いたこともあるし 屋根さえあればいい。

 

幸せとは、限られた中でこそ感じることが出来る。

 

絵が描ける、それだけで幸せなのだ。

それ以外は贅沢である。

もっともっとと生きてきたけれど、出来てることこそもっと喜ぶべきではないだろうか。

幸せとは、屋根である。

ひとつ屋根の下、家族がそろって安心している。

それだけで、充分なのだ。

ありがとう、小鬼たちよ。

大事なことを教えてくれて。

ラクガキヤのマコ、40歳目前で足るを知る。

 

大リーガーだった石井投手は アメリカの広すぎる豪邸に住んでいたが子供達とほぼ会話がなかったそうだ。日本に帰ってくることになった時、同じ広さのところに住むことは出来たが すごく狭い間取りを選んだそう。 子供達から大ブーイングだったそうだが、強行。 すると、失われていた子供達との会話が少しずつ戻ってきたそう。

 

あればあるほど良いわけではない。

 

ないことが あることを 実感させてくれる。

 

若い頃のようなハングリー精神はもうないけれど、代わりに 今ようやく 足るを知る。

タルタル精神でここからを進んでゆこう。

 

お腹いっぱい、ご馳走様。

その先でようやく、分け合うことができる。

いや お腹いっぱいにならずとも 分け合うことが何よりも嬉しいことと分かっているならば いつだって分かち合うことは出来よう。

本当にいっぱいにしたいのは お腹ではなく 胸。

胸いっぱいに 嬉しい を詰め込みたい。

満たされるということは 他には何もいらないと思えること。

 

私は、嬉しい。

今こうして ここにいることが。

この物語に 続きがあることが。

 

持ってるものや どこにいるかは 問題ではない。

たったいま、ここで、どうしてるか

を楽しみ 面白がろう。

 

小鬼ふたりと、サヤ様と、お洋服様との暮らしの中で 私は 描けるだけの絵を描こう。

あなたはこの冒険の書を読んだ
人目のコタツ好きです。