似顔絵66079★映画『しん次元!クレヨンしんちゃん 』を観て
夏休み、クレヨンしんちゃんの映画を観てた…アクション仮面をかぶったしんちゃんのぬいぐるみキーホルダーをバッグに下げていた小学生の頃を思い出し。
大人を舐めたような態度で笑いを誘うしんちゃんのような同級生のことも思い出し。(よっさん、あなたです。)
子供のためという名目のもと、本日完成しておかなければいけない注文絵を2枚、ごめんなさい明日の午前中までには絶対仕上げますのでと自分でもビックリなくらい堂々とリスケして映画を観に行きました。笑😆
なのに中盤くらいで飽きてる我が子。
「なんでよ、こんなに賑やかな感じなのに」って言うと「面白いとこは終わったから」とか訳のわからないことを…「ここからだから見ててごらん」とクライマックスに向かう映画。
期待通り、最高に面白いシーンが待っていて、映画館に響き渡るほどの笑い声で笑う我が子。誰よりも笑いすぎてて、一緒に笑った自分も引いちゃうくらいの笑い声。いや面白かったならよかったけど。
しんちゃんやひまわりを観ながら
うちの長男せんくんと次男のもくちゃんが重なる私は、しんちゃんが頑張っていじめっこに立ち向かうシーン、ひまわりに手を伸ばすシーンは泣けてしまいました。
メタい感じで笑いを取ってくるベタを茶化したような演出も、全部じゃないけどふふふと面白くって🤭そういえば昔からそうだったし、この感じって今では当たり前だけどしんちゃんが先駆けだったんかな。
敵役の声優が松坂桃李くんだってわかった時はやっぱなー!と!声がかっこよすぎたもん。映画の展開としても、桃李くんを起用してくれたことは大正解な脚本だったし、私はとても嬉しかったです。
空気階段は…キングオブコントで男ブラを倒した悔しさから特に嬉しくなかった🥸
内容としては…現代社会の問題を挙げ、この国に未来はない!と提示しておいての 「がんばれ!」で終われる勝手さも私としては最高。それらしい答えを用意して説教っぽい作品がいっぱいある中で、等身大というか、なんかもうスッキリした。笑
みんながみんな手巻き寿司パーティーが出来るような家庭だったら この国も… ってことが1番伝えたいメッセージだろうと思うからこそ
みんながみんな家族の似顔絵を飾って笑いあえる家庭になれるよう ラクガキまこちゃんは 『頑張る』 よ😋
手巻き寿司も似顔絵も、幸せだから出来る、やる、んではなくて…
とにかく届くまで描く。
さて、この映画で自分の仕事に活かすポイントは、これ!
“世界の危機だけど、救世主であるしんちゃんを連れて夜ご飯の支度をしに帰ろうとするみさえ”
です🥹
どんなことがあっても、“いつもどおり”を提供できるように、どんな時もラクガキヤの絵たちを作れる環境を整えよう。
一緒にご飯をたべる
そんな小さなことを欠かさないことこそが、悪の心を生まない方法
と、今回の映画は教えてくれた。
ふと、メジャーリーガーである大谷翔平くんのお父さんがインタビューで言ってた「特別なことは何も…ただご飯だけは必ずみんなでそろって食べてた」ってのを思い出す。
特別な才能や環境を簡単に羨むけれど…
刺激を求めて平穏を壊してしまうけれど…
多様性上等、何を人生の面白味にしてくれてもいいから…
せめて、一緒にご飯は食べよう。
それだけのことを守れるように生きていこう。
どんな大切な、責任のある場面だとしても、相当な人物と対面したとしても、力抜いて…いつもどおりサラリと似顔絵を描けるようでいよう。
追伸・しんちゃんたちが将来の夢を描いてる絵が作中にあったので、帰宅後に「よし、将来の夢を描いてみようか❗️」とはりきった父なる私に、我が子なるセンはこう言いました。
「絵には興味ないんだよね〜」
まじか!
おめえ!
くっ!
マコの仕事わかってて言ってんのか!
と取り乱す私に…
「でもマコのことは好きだよ」
って。
いやいや
まぁ
ありがと❣️🥲
人目の不幸を成長の糧に出来るひとです。