似顔絵45967★韓国にある未完成の“wall-y”
ぼくが描いたみんなを…
みんなが色塗りして…
完成するはずになってる巨大笑顔集合絵“wall-y”
나는 믿고있다. 얼마나 시간이 걸리더라도 실현 될 것으로 … 믿는
信じています。心から。
ここは韓国、清州(チョンジュ)サンダン高校。
なんと文化祭の催しとして2019年7月にラクガキヤ自慢の“wall-y”を実現してもらえたのである。
はじまりは1月大分駅前のイベントに、偶然お母さんを連れて日本旅行に来られていたサンダン高校の日本語教師であるカン先生が「あなたの仕事はとても良い。韓国にいる生徒たちを描いてもらえたらどんなに喜ぶだろう」と言ってくれたことがきっかけだった。
カン先生は“ドラえもん”が大好きで、「日本のアニメは韓国の子供達にも大切なことを教えてくれるんです」と言われていたのに心震え、
「本当に行きます!」とその場で応えたら「本当ですか?」と笑いながらも 連絡先を置いていってくれたのだ。
実際に韓国に到着し、
サンダン高校に出現したラクガキヤのマコはまず嬉しすぎるお出迎えのポスターを目にする。
正確にはボクの名前の表記は小文字でmacoだが、日本一というのも訂正したくなかったので、見て見ぬ振りをした。笑
ある意味日本一だし。日本一安全な絵を描くし。と何度も自分に言い聞かせて、マジで日本一の似顔絵屋さんたちへの申し訳なさを払拭するメンタルを自分で自分をほめてやりたい。
えへ★
文化祭前日にカン先生のクラスで自己紹介。
似顔絵欲しい人!っで手を挙げてくれるひとはおらず…クラスの人気者っぽい子が空気を察してか「はい!」と元気よく手を挙げてくれて
似顔絵させてくれた★
みなさん知ってのとおり、ぼくの絵は…というか絵自体はそんなに技術が高いわけでなく…
集合写真を撮ろう、と言っても
こんな感じ。苦笑
顔隠されまくってる。笑
けっこう凹んで、「でもまあこれが自分の現在。明日は持てるチカラをすべて発揮するのみだ」と
文化祭当日を迎えたのでした。
こんな感じでふんわりスタートして、
想定より大きな壁に、「これみんな描きに来てくれるかな…」と心配してたのだけど
結果!
終盤希望者も描くスペースが無くなるほど大好評!
そして大反響!!!
「“wall-y”は描き進めば進むほど作品のオーラが増して、どんどん惹きこまれていく。これ、自信持っていいと思うよ。全世界通用するよ」
マツシタ談
最初に教室で似顔絵させてくれた子も来てくれて…大成功じゃんよかったねー!って^ ^(涙
制作時間が決まっていたため、色塗りまでとどかずより多くのひとを描くことを選んだマコ。
じぶんの作品の完成度よりも、
今、
目の前にいるひとを
笑顔にしたい。
ぼくが日本一なのだとしたら、これ。
この想いが誰よりも強く、誰よりも継続することができると自負する。
他のことはぜんぶゆずるけど、ここだけは絶対に一歩もゆずらない。
カン先生からも帰国後、とても嬉しいLINEをいただいた。
色は生徒たちが…と
完成したら写真を…という話だったけど…
昨今の日韓問題。
ぼくらが帰国して1週間後には、僕らが利用した飛行機の路線は凍結されて
カン先生から既読がつかなくなり…
これ以上、連絡することが迷惑になってしまうと申し訳ないので、2019年のうちにここに気持ちを綴ることにした。
決して悪意はなく、必ず事情があるんだと信じてる。
信じるに足る時間を過ごしたんだ。
この“wall-y”が今後どうなるかはわからない。
けど、
この時、ぼくらは確実に一緒に笑い合った。
それだけは真実で、それだけは生涯にわたり信じられるものだ。
이 미소는 실재했다.
진심으로 감사합니다
ぼくはこれからも、世界中へ伝えてく。
伝え続けていく。
人目のほっぺがやらかいひとです。