似顔絵65941★映画『君たちはどう生きるか』を観て
率直な感想を言うと、沸き立つような感動はなかった。
けれど至る所にこれまでトキめいてきたジブリならではのジブリらしさみたいなのが散りばめられてて、ワクワク楽しく観れた。
ついつい自主的に感動しようと、これはどういう意図があるのか、などを考察しようとし始めて「いやいや」と素直に受け取ることに努めた。
セリフには含みのあるものが多くて、心に残したいと思うくすぐられるセリフがたくさんあった。
けれどテスト勉強の単語暗記のように、心には残そうとして残すのではなく、気づいたら残っているものだろうと信じて、強く頭にメモしようとするのはやめた。
映画についての前情報を全く見ておらず、ある朝、衝動的に「行こう」と思い立ち、パジャマのまま映画館に駆け込んで見たため、エンドロールの豪華な声優陣にはびっくりした。
可愛い7人のおばあちゃんに大竹しのぶさんがいたのは嬉しかったし、キリコさんが柴咲コウさん?!え!アオサギ菅田将暉くんだったの!?木村拓哉さんがお父さん!ハウルぶりジブリ!?と驚いた。
皆さん声に真剣さだけでなくユーモアもふりかけられてて、流石だと思った。
物語としては
誰かが見た夢の説明を鮮明にされてるような気分で観ていた。
おもしろいし凄いけど、自分ごとに捉えられないというか😳私が大人になってしまったのか…子供はどう見る映画なんだろう。
もともと、吉野源三郎さん原作の「君たちはどう生きるか」という羽賀翔一さんの漫画に深く感動した経験があったのもあり、それくらい核心をついてくれるものと期待しすぎてしまったことは否めない。
偉大なる宮崎駿監督の作品へ、なんでもない一般人のなんとも人任せで無責任な期待である。
安全な位置で、言いたい放題 我ながら呆れたものだが、批判のつもりはないことを言い訳させてほしい。
このままじゃあつまらないのは自覚している。
ゆえに、自分も発する側にまわりたいと考えている。
自分の中では、こう。と発する側へ。
そうすれば今よりも少しは作品に込められた想いを掴めるかもしれないし、なにより自分が本当の自分になれる気がする。
誰かのそれらしい、おお〜となる感想に自分もそう思うと適当に合わせて誤魔化さず、素直に自分が思うように描いてみよう。
こう、生きてみよう。
と!いうのがぼくの感想🥳
生意気ごむぇん。
本当誰が誰に言ってんだ❗️
自分用のメモなので気にしないでください!
税理士さんが、映画鑑賞を経費にしたければ全部感想書いて取っておいてくださいって言うから!(せこいっ
経費として認められるってことは、どう仕事に活かすか、ってことを記すべき。
ひとまずこの映画を観て、ラクガキヤに活かすポイントはこれだ!
『おばあちゃんを描く時、ちゃんと若かった頃を想像して描こう』
うん!
自分の中でのこの映画の一番良いところは、7人のおばあちゃんであり、一番良くないところは鳥たちが嫌いになりそうなほど気持ち悪かったところだ。
ではでは
極力ネタバレしないよう、今後も感想します✌️
さーて
おしごとおしごと!
【追記】2023.7.30★★★★
主題歌の米津玄師さんとアオサギ役の菅田将暉くんの対談を見た。
もっかい観たくなる…
作品をつくるということの上での最前線のひとたちの感覚。
到底ぼくには想像つかず、もはや悔しくもないけれど、すこしでも感じることが出来たらとあがきたくなる。
もういちど、“地球儀”を聴いてみる。
地球儀って、自分の作品のこと 歌ってるような…
ぼくでいう にがおえ なようで😳
自分の名前が溶けてしまっていたらいい
って、ほんとに作品をみんなのものとして作りたいという
個 を超越できるところまでいこうとしてる 米津さんがすごい。
そういう意味では 宮崎駿 って作品づくりの世界において 個 の最上級。
本当に表裏一体だなあ。
今日は湯布院へ似顔絵を描きに行ってきます。
米津さんを思い出しながら、描いてみます🫡
似顔絵は良い。
もともと自分のものじゃないから。
いつだって、相手のもの。
全部、全部そうなれたら。
ぜんぜんぜんぶ。
人目の賢者です。