RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

似顔絵42513★スピード!

速さこそ、いつの時代も求められる 最大のニーズといえる。

スピードはかっこいい。

危険だけど痛快でかっこいい。

つなぎもかっこいい。

戦闘服って感じがかっこいい。

 

いきなりなんだって話ですが、フェリー仕事の空き時間 伊勢に向かってる途中 千坊がワァーっと泣き出したので高速を降りて休憩。

そこがなんと鈴鹿だったのであーる♪

名古屋一回来てみたくて なんか胸が高鳴った。

必死にカルピスを飲む坊ちゃん。

おいおい いそがなくていいんだよ。

ゆっくり飲まなきゃ気持ち悪くなっちゃうよ。

ポンッ

ほおら、跡がついてる。

ちからぬいて ゆっくりゆっくり、すこしずつだよ。

 

ーーー

 

ぼくは、最近 忙しくなりすぎて 苛立つことが増えていた。 じぶんに関わるひとが 自分と同じ熱量でいないことに腹が立ってしまうのだ。

 

しかし 僕の好きなお坊さんからもらった言葉でこうゆうのがある。

 

「じぶんが正義、と感じてる時 ひとはどれだけでも残酷になれる。じぶんが何に腹を立てているのかを知りなさい。どんな欲、にとらわれてるかを知りなさい。」

 

そう、 じぶんがじぶんの都合でいそいでいるから 勝手に腹がたつだけだったのだ。

じぶんの考えは間違いないと ひとに押し付けているのだ。

 

ああ、はずかしい。

 

さらにこう続く。

 

「我、必ず正義ではあらず 彼、必ず愚かなるにあらず。共にこれ 凡夫なり」

 

どっちが正しいとかないって話。

 

みんなそれぞれに事情があるし立場もある…

 

ゆっくりでいい。

ひとつずつ大切に。

結び目をほどき、正していくかんじで…

 

心を込めて…

 

 

そうはいえ!

速さ、スピードは魅力だ。

 

それに ぼくがラクガキヤでここまでこれた秘訣とも言えるからこそ 仲間には わかってほしいという気持ちが止められない。

 

スピードには3種類あるとされるSAQと呼ばれる概念がある。

 

「S」は純粋なスピード(speed)のことで、トップスピードの速さがこれのこと。

【むっちゃいっぱいはやく描いてきた。】

完成度の違う絵ではスピードを競えないから1番はやいとかは目指してないけど、1時間に10人フルカラーで描ける似顔絵屋さんは そういないと思う。まずじぶんのアピールポイントがほしくて 絵に特に特徴のなかったマコは そこを選んで磨いた。

インターネット依頼の納品も メールや問いかけの返信も じぶんの物理的な最速を提供する。

それこそがいちばん 真剣さを伝えることができる じぶんにできる最大のサービスだったから。

いまは依頼が詰まってきて 難しくなってきたけど つねに 喜んでもらえる はやさを心がけてる。

 

「Q」はクイックネス(quickness)完全に止まった状態からの反応の速さ、瞬発的な速さのこと。

【思いついたことすぐ行動に起こしてきた】

これはよく才能だ、とか挑戦に躊躇がなくて本当に凄い、とか言われるけど 全然そんなことない。実際は超ビビってる。超ビビってるからこそ動く。なぜかというと なにもしないことのほうが完全に 危険だということを知ってるから。

動かない人は 時代や まわりのせいにする。それでじぶんの置かれてる状況を 正当化し 納得しようとする。 時代や まわりを じぶんがつくってるということに気づいてないんだろう。

だから当然すぐに動く。でなきゃなにも変わらないし、すでに動いてるひとを追いかけなきゃ どんどん見えなくなってしまうから。追いつかなくても そこに向かうだけで いつかどこかで会えた時 同じ熱量でそのひとと話すことができるから。

気づいたら日本一の似顔絵屋さんと ご飯行けるくらいになっていたし 仕事の量はラクガキヤ1年目と比べて10倍になっていた。

 

そして最後の

「A」がアジリティで、いわゆる敏捷性や機敏性、急な減速や方向転換を伴う加速を正確に行える能力。

 

…これなんだと思う。いまじぶんに本当に求められてるのは。

 

アジリティ。

強く憧れる。

もともと腕力が強くないマコは絵の世界でも同じで…

マコの絵にはパンチがない。

それは自覚してる。

 

絵で食べると決めた時、パンチのある絵を描く作家さんたちのうごめく 似顔絵業界で どうやっていくかを考えてた時(8年前くらいかな

中村俊輔の「察知力」という本を読んでいた友人社長が「アジリティやわ。いまの時代一番必要なのはアジリティや」と言っていて

アジリティってなんですか?と聞くと

「アジリティってのは…」と説明してくれた。

 

それだ。

 

ぼくはそれだ。

それなら腕力は必要ない、と。

 

アジリティアジリティつぶやきながら 「速さ」を意識してきたけど結局のところ SとQしか磨けていなかったのだろう。

この最後のA。

 

これこそ今必要になってる。

まわりに人の少なかった 走り初めの時とは違う。

 

いま、じぶんがコケたら一緒に巻き込まれてしまう人もいる。

だからこそ 怖くて 不安で 腹が立ってしまうんだけど

 

うん、大丈夫。

いそがない。

いそがない、が!

全開フルスロットルで走る。

 

矛盾してるようだけど 頭をクールに じぶんの全開をコントロールしてみせる。

 

急な減速や方向転換で いちいち止まらず、事実と具体的な行動のみを積み上げてく。

 

 

来年でラクガキヤのマコまるっと10年。

最後 アジリティを身につけゴールを目指す!

競争相手は 時代。

 

必要となった時、 すべて準備万端で用意しておこう。

 

安全運転でいそがず 最速を出す…

 

ということで

交通安全の神様
猿田彦神社へきました★^ ^

みちひらきの神さまでね、火の鳥の一巻に最初の主人公として出てくるのね。

なんか好きでね。

初めて来たときは、名前だけ追いかけて神社に来たくらい。

猿田彦さんの奥さんのウズメちゃんが祀られてる?さるめ神社もすぐ横にあってね

ウズメちゃんは すぐ横の伊勢神宮の神さまであるアマテラスが岩戸を閉めて引きこもっちゃって世界が真っ暗になって困っちゃった時に無理に出そうとせず 楽しい踊りを踊ってみんなでワイワイすることで 「なんだろう」とアマテラスさんに思わせて外に出したという伝説があってね

なんかそれ好きでね。

火の鳥でもすごい良い奥さんでね。

しかも芸能の神様だからね、何年か前に来た時にね「レギュラー番組ください」とお願いしてね、叶ったからね、今日お礼参りに来たってわけ★

ずっと仕事道具のキャリーにつけてたお守りお返ししてね、新しいお守り買ったよ♪

次のマコの願いは…もう説明しなくても わかるよな?(コナンくんの口調で)

 

神社ではお願い事したらいかんとか言う人もいるけどね、自分の気持ちを伝えるのはいいと思う。

好きな人に告白するのと一緒でね、叶えてくれないからと恨みに思わず、強く願い祈るだけでいいというか、 実際叶うかどうかは自分次第なのだからなんにも腹をたてる必要がなく…

 

 

ああ そうか。

日常の小さなことも同じ。

 

腹をたてる必要はない。

相手にそうさせているのは自分。

 

自分が具体的に 行動を変え、叶わなくても 相手の最善を考えてあげられるような 接し方を…

 

了解!です!

このブログ書き綴りながらまた思い立ってしまったから ちょっと行動に起こすよ!

ではまた!

★★★★★★★★★★★★★

いっぱい描いて欲しい時はマコにまかせてー^^

あなたはこの冒険の書を読んだ
人目の王子です。