RAKUGAKIYA BLOG

冒険の書を読みますか?

似顔絵38239★天下無敵の友人へ

傾奇者という言葉どおりの男。

こんな新郎初めて見ました。笑

さて、今日のブログは久々に 身の上話をしましょう。

もともとは 友達しか見てなかったこのブログ。

それが友達の友達の友達の…と 見てくれるひとが多くなり… 似顔絵を求める全国の人が見てくれるようになり…

次第に 身内ネタは避けて みんなが楽しめるようにって考えたせいで 何を書いていいかわからなくなり更新が遅くなってしまったラクガキヤブログでして…。

 

今日、彼の結婚式で祝辞の挨拶をされてた方の言葉を聞いて…思い直しました。

 

その言葉とは

「奥さんを大切にする、だから仲間を大切にできる、だからお客さんも大切にできる」

と。

 

そして 新郎の彼の言葉の中にも

「今の自分は 今ここにいる人たちのおかげで在る」と。

 

そう。

このブログが一般的である必要がないんです。

身内ネタでいいんだと。

家族、仲間、ふくめて 「ぼく」なんです。

 

家族に、仲間に

大切だって伝えることは

知らない人が見ても気持ち悪いことじゃないかなーって。

 

なので、今日は彼の話をさせてください^ ^

彼の名は しゅん。

実は ラクガキヤブログの序盤にたびたび登場するほどに マコに影響を与えてくれた人物です。

もしかしたら しゅんがいなかったら ラクガキヤは開業されてなかったんでは、とすら言えます。

 

それというのも しゅんとの出会いは サラリーマン時代。

ぼくは大分のアパレルの会社に就職していました。

イタリアブランドのDIESELを扱うお店で

しゅんは福岡のキャナルシティのお店に。

大分店と福岡店での合同の社員旅行で彼と会い その夜、海岸で朝まで語り明かしました。

 

どんな話をしたか なんでふたりで海岸に行ったのか… 今となっては しっくりとくる理由は見当たらないけれど

なぜか急激に仲良くなり お互い大分と福岡を行ったり来たりし、自分の仲間を紹介しあいました。

 

しゅんの話はおもしろくて オチのつけ方や 接客時の心の掴み方など 一生懸命マネして学んでた気がします^ ^

 

でも結局 しゅんの凄いところは そんな小手先のテクニックではなくて
言葉の節々に宿る「情熱」

 

今回の結婚式で挨拶される方々の話を通しても その情熱が感じとれました。

 

情熱を持って仕事をすることで、やっとこさ店長になれたリーマン時代のマコに ある日 しゅんは言います「会社をやめる」と。

その時のしゅんは 役職をもったマコよりも 給料をもらっている人気販売員だったのに…

当時の同年代では 充分すぎるくらいの給料なのに…

その後マコも辞めて ラクガキヤを始めるんだけど

その決断をマコの友人たちは「すごい」とか「勇気ある」って言うんだけど

実は、

マコは、しゅんが飛び込んでるのを見てたからね。

 

みんな、ファーストペンギンって知ってる?

 

ペンギンってさ 氷から氷を移住する時に 集団で飛び込むんだけど いちばん最初のペンギンには誰もなりたがらないんだって。

 

けど必ず群れの中には 飛び込む最初のペンギンがいて、 そのペンギンの無事を確認して みんな飛び込んで移住する。

 

どんな海かもわからない。

もしかしたら飲み込まれてしまうかもしれない未開の海に飛び込む ファーストペンギン。

必ず大丈夫とはいえなくて、酷い目にあうことがあっても それですら 後ろの集団を守ることになるっていう。

 

しゅんは言ったんだ。

「ファーストペンギンになろう。」って。

その言葉がなかったら、ずっと大丈夫なように、大丈夫なくらいで お店のお客さんを描くだけの絵描きだったと思う。

 

しゅんというファーストペンギンが目の前で飛び込むのを実際に見たから

会社を辞めるのは全然怖くなかった。

その後ラクガキヤを名乗ったと同時に大阪に移住したことも。

じぶんも誰かのファーストペンギンになってやるぜって気迫で飛び込んだんだけど

まあ 酷い目にあうんだけど。笑?※過去のブログで苦しんでる時期の記録あり。笑

 

その後、大阪を離れる時も しゅんは来てくれて…

まったく通用せずに 未開の海に飲み込まれてた マコに しゅんは言葉をかけ続けてくれた。

お互い会社を辞めた後でも

しゅんとはお盆と正月は必ず会うくらい定期的に会い、またしゅんの「情熱」にあてられ…また未開の地へ飛び込む姿を見せられ

こっちも未開の地へ飛び込めるって感じで マコも進んでいくんだけど

 

それは いつも…しゅんというファーストペンギンがいたから 進んでこれたんじゃないかなって。

 

 

ふう。

なんかすごい長くなってきたね。

 

みんなまだ読める?笑

 

二話にわける?笑

 

これスピーチ頼まれなくて本当によかったパターンよね!笑

 

 

いまマコは大分に帰る電車の中なので、では大分に着くまで書きましょうかね。

 

さて、 お互いに独立した しゅんとマコ。

どうなったかっていうと しゅんはどんどん交友関係が華麗なる感じになっていくのよ。笑

顧客さまが社長さんばかりなのもあり、

ほんと華麗なる感じに。

 

結婚式でも 横綱からお祝いのビデオメッセージ届くし、 フェルナンドトーレスのサイン入りユニフォームがウェルカムボードになっとるし、言い出したらキリがないくらいに。

 

マコはというと 似顔絵で稼ぎたい!から 似顔絵をより多くの人に届けたい!に意識が向いてきたからか

だんだん しゅんのレベル高すぎるビジネスの話がしんどくなってきたのよね。

華麗なる世間話が マコには現実離れしすぎてて まるで別世界のようで。

 

傾奇者という言葉が しっくりくるほどにハチャメチャで…もういちど写真どうぞ。

見栄の切り方も 傾奇者って言葉がぴったりすぎるくらい飛んでて…。笑

 

とかいう じぶんも駆け出しの時は 傾奇者ぶって見栄きりまくってたくせに 生活が安定するやいなや 猫かぶっちゃって 小さく丸まって…

今思えば 「ぼくなんて全然です」なんて謙虚なやつよりも 大きく見栄を切れるやつのほうが全然面白い と思う。

 

実際 見栄だけじゃなく 着実に現実にして

どんどん交友関係を広げていく しゅん

「もうマコとは遊ばなくてもいんじゃない?」とまで言ってしまった大分一の小心者のマコ。

なんて小さい器。

 

飛び込み方を教えてくれた大切な友人を…

冷たく突き離してしまったのが一年前くらいなのかな…。

 

実はこの結婚式で 出会ってから初めて一年以上ぶりに会いました。

それでも結婚式に呼んでくれたこと 本当に嬉しかったよ。

しゅんの式には マコが似顔絵を描いたひとがいっぱい来てて…

それくらい信頼してマコの絵を使ってくれてたんだなってのを実感した。

 

似顔絵をプレゼントした院長先生から繋がって パパイヤ鈴木さんまで届いたことあったね。

ものすごい社長さんは 仲間 家族全員の似顔絵を50万円分くらい一気に買ってくれたこともありました…。

しゅんの地元の友達や 親友たちは 今でも 似顔絵のプレゼントにマコを選んでくれたり プロフィール画像に使ってくれてる方は 現在も新しく更新してくれたり…

 

会わなくなって さすがにそれが気まずくて

「いつも紹介してくれてありがとうね」

と伝えると

「おれは良いと思ったものを プレゼントしただけだよ」

という言葉、本当に嬉しかったよ。

 

今思えば しゅんは華麗なる交友関係だけでなくて 地元の友達を凄い大切にしてて…

さらには友達の家族まで大切にする。

うちのおかんもこのとーり。笑

??

しゅんの悪口をおかんに言うと

「わたしは しゅんちゃん好きだけどなー」って。

いや、友達のおかんに かばわれるって凄すぎるだろ。笑

 

 

今思えば、 悔しかっただけなんだろーな。

しゅんほど、仲間のチカラになれない自分が。

 

今さ、マコがテレビに出たりして、必死に有名人になろうとしてるのはさ しゅんが いろんな人にプレゼントした似顔絵に さらに価値を与えたいっていうのもあるんだぞ。

もちろんしゅんだけじゃなくて ずっとマコの絵を大切にしてくれてる人たちのために、なんだけどさ。

 

でも 有名人とかになる必要はなかったんだね。

情熱を持って、挑戦し続けるだけでいい。

その姿が 自分が関わるひとたちの勇気に…チカラになるんだな、って。

 

そんなふうに 今日の結婚式で思ったぞ、しゅん。

席にあった手紙。

返事をここに書くぞ。

しゅんのまわりに敵が多いとは思わないぞ。

誰よりも友達を大切にする しゅんには 敵わないって 悔しいくらいだぞ。

敵わないって 凄ない?

てきはない、っても読めるね。

敵はない。

無敵。

 

天下無敵の傾奇者 へ

たまに発言が危うい時があるけど(笑)きっとしゅんを本当に知ってるひとたちは その中の情熱だけを汲み取ってくれるんだよね。

進み続ける 飛び込み続けるしゅんのペースには さすがに追いつかないけど

 

マコも誰かのファーストペンギンになれるように飛び込んでいくね

 

また海岸で話そう。

朝まで。

その時は 出来るわけないってみんなに笑われるような夢をまた語るよ。

 

大分一の小心者 改め

未来の世界一のマンガ家より

ふう…終点の大分です。勝手なスピーチは ここまでとします。

みんなが途中で読むのをやめてくれてることを期待してる やっぱり小心者のマコです。

久々に見栄を切りました。

完全にしゅんに再会した影響でしょう。

世界一のマンガ家ってのはマコより悟空を描くのが上手い転校生が来て クラスの人気を奪われた小3から言いだした夢。

クラスの友人が登場する漫画を描いて クラスの人気を取り戻して その後 天才少年と爆発的にちやほやされるんだけど なんの努力もしなくなり いつしか 年相応となり ただの素人となり 無理でしょと諦めた夢。

もちろん 今更 ONE PIECEみたいなマジで総合的に世界一のマンガは描けなくても

この人生を歩いて来たマコにしか描けないマンガがある。

そう、

世界一 実在の人物が登場する漫画さ。

ずるい?

世界一は世界一でも、誰も目指さないようなところを走ろうかと。

だってさ、自分が出てる漫画なら読むでしょ?笑

そうなればさ、 世界一読まれた漫画になるんじゃない?

ONE PIECEほど超面白くなくても。笑

ラクガキヤの地球上全てのひとを描くのだ!が その漫画の中で叶えば 地球上全てのひとが読者だから…

ね?笑

こんなバカみたいなデカすぎる話をよく しゅんとしてたなー。

いつから恥ずかしいと思うようになったんだろ。

言うだけタダなのにね。

今すぐってわけじゃないけど 必ず描くよ。

大好きなひと みんなが登場する
まるで結婚式のような 超オールスターな幸せな漫画。

幸せなだけじゃ楽しくないから
なんなら嫌いな人も 知らない人も。

みんなが ちょっとだけでも笑える 漫画。

これからも飛び込もう。
未開の海へ。

しゅんというファーストペンギンに触発されて、もう一度 幼稚な夢の設計図を広げたマコ。

しかし実際のところ

友人代表どころか 得意のウェルカムボードも頼まれなかったマコ!

これをオチとします!

今度勝手に描いて送ろ!

しゅんじゃなくて まりこちゃんに!

しゅんには請求書を!

ラクガキヤ 10周年企画!
↓未来のマコの絵★

結婚3周年にいきなり送りつけました!笑

おしまい

★★★★★★★★★★★★

ラクガキヤにがおえ名前詩♪

ウェルカムボード人気おとろえず?

思えば8年描き続けています♪

プレゼントに似顔絵が選ばれ続けるのは 心があったかいひとが この世界にい続けてるってこと♪ 大切な人を想うあなたの チカラになり続けてみせるんだ ぼくわ★
あなたはこの冒険の書を読んだ
人目の兄的存在です。